毎年、6月も半ばを過ぎればインターハイの地区予選もほぼ終わり、受験を嫌でも意識しなければならない高三生と、まだまだ先と思っている中三では意識の差が大きいと思うが「受験」には戦略が必要

 

 闇雲に点数を上げようとしても、それは無理筋というもの。志望校合格のための戦略をしっかり立てよう。

 

 

 中学生も自分の志望高校には何点必要なのかを知り、自分の今の得点から考えていく。5教科500点満点として、たいていの人は全体的なアップを考えるが、僕的に言えば「間違い」です。

 

 一科目5点伸ばせば、総合で25点上乗せできる。当たり前な事じゃん、とこれもたいていの人は思うが、たいていの人が思うと言うことは実行されていない事の証左でもある

 

 

 高校生なら自分の志望大学の科目数を調べてどうするか考える。国立目指せば5教科7~8科目

 

 私立なら難関でも1教科だったり2教科、あるいは多くて3教科だ。4教科あるのはたいてい医科大

 

 英語だけ数学だけという学部もあるので調べてみるのも悪くない。20年くらい前から入試科目数などが複雑になってプロの僕でも「ごめん、自分で調べて」の話です。複雑すぎて個別にはわからない

 

有名大を志望するなら、英語がものすごく得意とか、数学がそう、と言う人はSFCは絶対狙い目だと思う

 

学歴無用論は遙かな昔からしょっちゅう出るけど「まともに信じない方がいい」。学歴はあって困るわけではない。

 

 手に入れたら「隠しておいかまわない」。

 

ないものをある、と言うのとあるものをない、と言うのとでは「学歴詐称」と言っても全然意味が違う。

 

 東大卒で軽トラ一台の運送業やってる人とかいくらでもいる。その世界に学歴など全く必要ないが「個人の満足感」の問題なので、個別事例を引いての記事はガス抜きとしか思えない。

 

 戦う土俵が違うのに、同じ土俵に載ろうとするから無理が出る

 

他にも公務員になるにも高卒資格は比較的簡単になれる。これに気づいてオイルショックの後、大卒が「初級」、今で言う3種かな。

 これに大量に押し寄せ、結果として大卒の受験は禁止されたが、2種や1種になると、簡単という言葉は消える

 

 また、超大手でも高卒現業は比較的観点に入れるが大学に行ったとたんに難関となり、旧帝レベルでないとまず無理、みたいな話になる

 

 閑話休題

 

 世の中のことは戦略が必要。やたらに突撃しても跳ね返されるだけ。確実に手に入れるための戦略・戦術が最も大事