国語は全ての科目の基本でその基本は漢字だ。と言われると国語ができない人は身もふたもなくなってしまうかも知れませんが大丈夫です。

 段階を追えばできるようになります。百点取る必要はないのです。中三あたりで国語を、それこそ80点とれたらとても良い点数です。

 

 と言うわけで、漢字は覚えましょう。話題になっているのは小一の漢字テストのハネ、トメなどのようですが、小三くらいまでは基本的に厳しくしておいた方が良いと思います。

 ただ、バツはどうなのかなって言う気もしますが一問一点だと○か×にしかできないですね。2点問題にして△あげて1点あげると子供は喜ぶと思うんですが。僕は小学生、特に低学年は指導したことがないので何とも言えません。

 

 幅広く意見を聞いた上で文科省が通達を出すべきですね。現場の先生任せにしてはいけません。子供も先生も気の毒です

 

 さて、中学生以上の漢字の話です。二字熟語が圧倒的に多いですね。

 

 とりあえず「読み」を覚えましょう。読めれば国語事典が引けます

漢和辞典はハードルが高いですから。

 (もちろん使えるならその方がいいに決まっています。覚えられるのなら書き取りも覚えた方がいいに決まっています)

 

 漢字は意味を表す「表意文字」ですから。ある程度読めると、読めない二字熟語も意味がわかったりします。

 

 読める漢字が増えれば書ける漢字も増えます。でも「書く」のは忘れやすいですね。私が子供の頃も大人が良く嘆いていました(古い話で恐縮)。今はワードだのなんだのがあって、手書きはほとんどしなくなりましたから余計ですね。

  

 誰だか忘れましたが、一昔前の売れっ子作家で漢字が苦手な人がいて、原稿用紙にひらがなで書くんですね。編集者がそれを直す。本人曰く「漢字などかけんでも、小説は書ける」と豪語していたらしいです(笑

 

 読める漢字を増やして語彙を増やしましょう。

 

 理科や社会の漢字の話も載っていましたが、例えば新潟と正確に書けなくても日本地図上で新潟県の位置を知っていた方がいい、と私は思います。分県地図を覚えさせるとき「ひらがなでもいいよ」と言ってます。

 確かにテストでは×をつけられるかと思いますが、大事なのはどちらでしょうか。私は地図の方だと思います。

 

 読みは書き取りに比べれば覚えやすいです。英単語も一個の意味だけ覚えるのは比較的楽ですが、スペルを正確に覚えるのは大変ですね。

 

 勉強も楽なところから進んでいきましょう。段階を踏めばできなかったこともできるようになっていきます。階段も3段を連続では飛べません。

 

漢検の勉強でも提出ノートでも何でもいいです。どうしたら速く覚えられるかは自分のことですから自分で研究してみましょう。

 

 読める漢字が増えれば、あんなに難しかった国語のテストが「えっ!」と思うくらい簡単になるかも知れませんよ^^